大兵馬俑展
日曜日に上野の森美術館に大兵馬俑展を観に行ってきた。兵馬俑はちょうど10年前に現地西安で観た。しかし兵馬俑坑は、広めのキャットウォークみたいなところから、上から見られるだけで、兵馬俑に近づいて観ることはできない。そして遠くからなのに写真撮影も厳禁である。しかし写真撮影に関しては、展示品が傷むからと言うよりも売り物の写真が売れなくなるからであると思われる。ともかく10年前ということもあるし、間近に見たことはなかったので、是非みたいと思っていた。
入口に複製の兵馬俑があって、並んで記念写真を撮れるようになっているのだが、館内の本物を最初に見せる作りにするべきではなかったか。なぜなら複製と言えども、それらしきものを先に見てしまうと驚きや感動が減少してしまう。館内はかなり混んでいた。もちろん現地の兵馬俑坑のようにズラリとは並んでいないのだが、10数体と言えども迫力は十分である。また近くで観ることができるため、表情や装飾など細かいところまで見える。そしてこれらが2,200年前に作られたものであると思うと、その時代・これらに関わった人々に想いを馳せながら、たたずんでしまうのである。
兵馬俑というのだが、その後の発掘によって、兵馬でないものもたくさん発掘されている。文官の俑、芸人の俑、鳥の俑などである。これらは10年前には発掘されていなかったはずだ。これらも2階の展示室にあった(青銅製の鳥は無かった)。
この展覧会は「兵馬俑」展であって「始皇帝」展ではないので良いのかも知れないが、どうせなら始皇帝の行った業績(とされていること)や悪事(とされていること)、車軌・文字・度量衡の統一、焚書・坑儒なども合わせて紹介されているとさらに良かったのにと思う。
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