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2005.01.12

[書評] 三国志 第3巻

宮城谷 昌光:三国志 第3巻,文藝春秋,2004

三国志 第3巻 霊帝,何進,董卓,袁紹,曹操らが登場し、まあ普通の三国志の時代が始まった。あらすじを知っている話で、完結していない途中巻の書評を書くのは難しい。ただ第1巻,第2巻の流れを汲んで、宦官の腐敗ぶりはかなり目立つように描かれている気がする。また著者は特別付録「曹操と劉備三国志の世界」の中で、曹操を中心に置いていると言っているが、袁紹の名門意識と決断力のなさも強調されている気がする。そして劉備は出てきたが、関羽・張飛との出会いはすっ飛ばして、いきなり公孫サンの下に居た趙雲に出会ってしまうのである。演義の幕開けである桃園の誓いを描かない。この辺りは、この三国志をどういう物語にしていきたいのかという著者の思いがはっきりと表れている。☆☆☆

[書評] 三国志 第2巻

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