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2004.08.02

[書評] 方向オンチの謎がわかる本

村越 真:方向オンチの謎がわかる本,集英社,2003

方向オンチの謎がわかる本 私は方向感覚にはかなりの自信がある。だから方向オンチは感覚として理解できない未知の世界の話である。それは生理痛を理解しようとする男性の心理と同じかもしれない。この本に特別新しいことは書かれていない。その中で私がへぇーと思ったのは「私方向オンチなんです」と最も堂々と言える国が日本であるということだ。しかし考えてみれば、他国では謙遜すら理解されないのだから、できないことを自慢気に言える国なんて日本だけだ。ところで方向感覚の弱い人のため(バリアフリー)だろうが、向いている方を上にしている街中の地図を見かけることがある。電車内のドアの上の路線図も、最近は右のドアの上の路線図と左のドアの上の路線図が左右逆になっている。これらは本当に調子が狂う。カーナビも進行方向を上にして表示している人が居る。これらは全てその時見ている向きを基準にした相対座標系である。ところが方向感覚が優れている人というのは、方位(東西南北)を基準にした絶対座標系を用いているというのだから(私にとっては当たり前だ)、これらは親切どころか馬鹿にされているようで皮肉なことである。☆☆☆

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