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2004.08.01

[書評] 現代日本の問題集

日垣 隆:現代日本の問題集,講談社,2004

現代日本の問題集 こういう本のジャンルはどう言うのだろうか。良ければ世相を斬る、悪ければ独り善がりの戯言、どちらにもなりうる政治・経済・社会状勢を論じた本である。このような政治思想的な本は、自分の意見と合えばいいと思うし、合わなければ読んでいるだけでムカついて来るのだろう。個々の論は省略するが、この本に述べられた著者の考えは、総じて共感できるものが多かったと言って良い。しかし「莫迦」という言葉に代表される見下した姿勢は、こういう政治思想の本ってどうしても頭に血が昇ったような書き方になってしまうのは仕方ないのだろうかと思ってしまう。あとがきに書かれた、絶対的な善、絶対的な悪などという二極的な思考を止めなければならないという意見は、総括として同感である。であるからなおさら、他人の意見を批判する際の表現はもっと注意が払われていても良かったと思う。世相を衝いた本(2004年6月発行)なので、読むならニュースが新鮮な今読まなければならない。☆☆☆

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