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2004.04.15

[書評] ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか

望月 重:ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか,文藝春秋,2003

ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか コテコテの私の専門分野である。もちろん私が「へぇー初めて知った」ということはほとんどないが、このような一般向けの解説書を読むことによって、素人にどう説明すると良いのかという勉強になる。しかしこの本だけではないが、自分の専門分野の一般向け解説書を読むと、一般の人はこれを読んで果たして理解できるのだろうかと感じてしまう。易しく書こうとしているが、レベルの低い内容ではないからである。これを読んで理解できるのが専門の人だけだとしたら、何のための一般解説書なのか解らないが、ちゃんと書こうとすれば回りくどくなってしまうし、解りやすく書こうとすれば至らない表現になってしまい、いつもジレンマに陥る。得てして専門家は、解っている人に読まれても突っ込まれないように書くので、どうしても前者になってしまう。会社組織には営業という仕事があるが、彼らは専門ではないので、逆に一般の言葉で伝えられるのだと思う。☆☆☆

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