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2004.03.30

[書評] 陳平

風野 真知雄: 陳平, 2004

陳平 PHP文庫の人物シリーズのうち、太公望,范蠡,張良といった中国史に残る軍師・宰相の人物伝を読んできた。これら3人の本はだいぶ前に読んでいるので詳細は覚えていないが、このシリーズ(文庫)全般の傾向として軽く読めるものの深みには欠ける。漢の劉邦の軍師としての史書に現れるような活躍については一通り出てくるものの、史書に現れない陳平を想像した部分や、陳平の生涯を通じて読者にこれを感じて欲しいといった部分が見受けられない。登場人物に躍動感が無く、これではただのエピソードの羅列だ。小説なのだから作者の想像や期待、意志が入って良いと思う。☆☆☆

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